「おうち」で、できることからはじめよう
2017年から始まった国立公園カーボン・オフセットキャンペーン。これまでに延べ60団350人以上のスカウト、指導者にかかわっていただきました。2020年、今年も4月からキャンペーンを予定していましたが、実際に国立公園に行ってプロジェクトに取り組むことができなくなっています。
しかし、カーボン・オフセットキャンペーンに参加できないわけではありません。皆さんの「おうち」からできることもあります。
バーチャル国立公園ツアー
支笏洞爺国立公園

支笏洞爺国立公園は北海道の南西部に位置し、支笏湖、洞爺湖の二大カルデラ湖に加え、羊蹄山、有珠山、樽前山など様々な形式の火山や火山地形を見ることができます。また多種多様な温泉や硫気の吹き出す地獄現象などの火山活動が多く見られ、まさに『生きた火山の博物館』といえる公園です。火山活動の恩恵として、登別、洞爺湖、定山渓などの北海道を代表する温泉観光地が賑わいを見せ、湖と森と火山の織りなす景観美が人の心を和ませてくれます。また、支笏湖は北限の不凍湖としても有名で、独特な濃紺の水面は訪れる人々を魅了しています。(参照:環境省)
大雪山国立公園

大雪山国立公園は道中央部に位置し、北海道最高峰の旭岳(2,291m)を主峰とする大雪火山群を中心に、トムラウシ山から十勝岳連峰、石狩岳連峰などの壮大な山々や、北海道を代表する石狩川と十勝川の源流地域を含む「北海道の屋根」といわれる一帯が国立公園に指定されています。広大な高山帯は、エゾオヤマノエンドウやホソバウルップソウなど大雪山固有種をはじめとする高山植物で色鮮やかに彩られ、アイヌの人々に“カムイミンタラ—神々の遊ぶ庭”と称されたほどの美しい景観が登山者を迎えてくれます。(参照:環境省)